ウコン
ウコンとは
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「生姜科ウコン属」に属し、東南アジアでは根茎を香辛料としてカレー等の料理等に広く利用されています。沖縄では琉球王朝時代には王朝の専売品とされ、民間栽培は許されなかった程の貴重品として取り扱われていたと言われています。代表的なウコンとして、春ウコン、秋ウコン、紫ウコンがあります。
春ウコン
- 学 名
- Curcuma aromatica S.
- 生薬名
- キョウオウ
特徴
春になるとピンク色の花をつけ、葉の裏は産毛のような毛があり、ザラザラしています。
春に花を咲かせることから春ウコンと呼ばれ、西表島で自生しています。クルクミンの含量は秋ウコンよりは低いが、豊富な精油成分(シネオール、ピネン、リモネン、リナロール、ノナノール、カンフェン、クルクメン、ビサボレン、ターメロン、クルジオンなど)が特徴です。
秋ウコン
- 学 名
- Curcuma longa L.
- 生薬名
- ウコン
特徴
夏から秋にかけて茎の間から白い花を咲かせ、葉の裏には毛がなく、ツルツルしています。
秋に花が咲くことから秋ウコンと呼ばれ、クルクミンの含量が多いことが特徴です。
また、ウコンはTurmeric(ターメリック)と呼ばれ、カレー粉の原料となるスパイスとして良く知られています。
紫ウコン
- 学 名
- Curcuma zedoaria R.
- 生薬名
- ガジュツ
特徴
ピンク色の花を初夏に咲かせ、葉の裏はツルツルで、葉の中央に紫がかった筋があります。
インドや東アジアで一般的に栽培されている多年生草木で、葉は大型、先細で楕円形で、赤紫色の花を付けること、根茎の切り口が白紫色であることから紫ウコンと呼ばれています。
インドでは、根茎は一般的に香辛料および薬味として使用され、漢方にも用いられる素材です。
金秀バイオのウコンの特徴
- 春・秋・紫 3種類のウコン沖縄県産
- ウコンは全て無農薬で栽培
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ウコンの栽培風景
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収穫されたウコン
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ウコンのスライス状態